
名古屋の老舗料亭河文に隣接する結婚式場。
バー、レストランを併設した社交場としても利用されている。
新築ながら歴史を感じさせる佇まいを目指した。
名古屋城築城の直後から続く歴史ある料亭河文に隣接して新築されるダイニング、バーを併設するブライダル施設「THE KAWABUN NAGOYA」は、現代の建築機能や防災その他の法規制を踏まえ、いかに料亭河文の面影を残し、既存部分と調和できる佇まいが可能であるかが最大の課題だった。
名古屋の老舗料亭河文に隣接する結婚式場。
バー、レストランを併設した社交場としても利用されている。
新築ながら歴史を感じさせる佇まいを目指した。
防火地域に建つ木造建築の料亭河文との関係において、隣接して新築建物を建設するためには本計画地となる敷地を新たに分筆登記して別敷地とする必要があった。料亭河文に現況の姿を残しながら建築基準法を適用することが非常に困難なためで、THE KAWABUN NAGOYA は計画敷地で完結した建物とすることで、有形登録文化財である料亭河文に法的な遡及がかからないようにした。
名古屋の老舗料亭河文に隣接する結婚式場。
バー、レストランを併設した社交場としても利用されている。
新築ながら歴史を感じさせる佇まいを目指した。
一部解体を避けられなかった既存建物「那古野の間」「河文旅館」についても、有形文化財でこそないものの、その建築的な価値を少しでも後世に残すために両棟の実測調査を行った。特に解体建物の欄間、建具類は採寸・保存を行い、新築建物に転用している。那古野の間の屋根に使われていた瓦も、新築建物の回廊屋根に再利用した。
名古屋の老舗料亭河文に隣接する結婚式場。
バー、レストランを併設した社交場としても利用されている。
新築ながら歴史を感じさせる佇まいを目指した。
新しく製作する建具についても、実測調査資料をもとに既存建具に合わせたデザインとなっている。
名古屋の老舗料亭河文に隣接する結婚式場。
バー、レストランを併設した社交場としても利用されている。
新築ながら歴史を感じさせる佇まいを目指した。
新築建物は、クライアントであるプラン・ドゥ・シーの機能的な要求と現行法規を満足させるべく、鉄骨造 地下1階、地上4階の耐火建築物となったが、出来るだけ木造的なスケールを大事にし、木部の不燃化処理を行うなどして庇や手すり、欄干、回廊などを木製でつくった。
名古屋の老舗料亭河文に隣接する結婚式場。
バー、レストランを併設した社交場としても利用されている。
新築ながら歴史を感じさせる佇まいを目指した。
また、解体前の既存中庭の平面的な形状をそのまま新築建物の中庭の形として落とし込み、隣接する水鏡の間との連続を意識しながら池を配している。結果的に階数などのボリュームは増したが、解体前の建物配置と同じ配置計画となり従前の料亭河文中庭のスケール感を新築建物でも引き継いだ。
名古屋の老舗料亭河文に隣接する結婚式場。
バー、レストランを併設した社交場としても利用されている。
新築ながら歴史を感じさせる佇まいを目指した。
限られた敷地の中で、歴史ある施設の建物と庭、地と図の関係を継承する手法は、新築建物建築設計において非常に困難な作業だったが、新築建物に老舗料亭が持つ長い歴史の一部を感じさせることが出来たと考えている。
名古屋の老舗料亭河文に隣接する結婚式場。
バー、レストランを併設した社交場としても利用されている。
新築ながら歴史を感じさせる佇まいを目指した。